Instrumentalists

カール=ハインツ・シュッツ(フルート)
Karl-Heinz Schütz, flute

Biography

 ウィーン・フィルのソロ・フルート奏者。
 フォアアールベルクの州立音楽院でエーファ・アムスラーに、バーゼルでオーレル・ニコレに、フランスでフィリップ・ベルノーにそれぞれ師事。2000年にリヨン音楽院を卒業。
 在学中の1998年にカール・ニールセン・コンクール、1999年にクラコフ・コンクールの2つの国際的コンクールで優勝。以来、世界中でコンサート活動を展開し、ソリストとしてダニエル・バレンボイム、サー・ネヴィル・マリナー、ファビオ・ルイジ、ベルトラン・ド・ビリー、マルクス・ポシュナー、オットー・タウスク、エンリコ・カレッソ、ハンスイェルク・シェレンベルガー、ミラン・トゥルコヴィッチ、尾高忠明、ディミトリ・キタエンコ、ヤコフ・クライツベルクといった数々の指揮者と共演。

 また、ウィーン・フィル、ウィーン交響楽団、ウィーン室内管弦楽団、チロル・インスブルック交響楽団、ファアアールベルク交響楽団、シュトゥットガルト・フィル、ヴュルツブルク・フィル、NHK交響楽団、東京交響楽団、新日本フィル、札幌交響楽団、オーデンセ交響楽団、バルセロナ交響楽団、ペルージャ室内管弦楽団、ウィーン・クラシカル・プレイヤーズ、イスラエル・キブツ・オーケストラ・ネタニヤ、カメラータXXI、アカデミー・オブ・セントマーティン・イン・ザ・フィールズなど数多くのオーケストラと共演して、様々なフルート協奏曲を演奏してきた。
 室内楽奏者として、ザルツブルク音楽祭、ブレゲンツ音楽祭、ラインガウ音楽祭、札幌PMF、ヤング・プラハ、NFAニューオリンズ、複数のフルート協会のフェスティバル(フランクフルト、フライブルク、ウィーン、コペル、バルセロナ、ザゴリエ・オプ・サヴィ)、ゴールウェイ・フェスティバル、フェスティバル・ド・フランス・ミュージック・モンペリエなどの著名な音楽祭に出演。
 2005年からウィーン市の音楽美術私立大学で教鞭を取っているほか、CNSMパリ、ニューヨークのジュリアード音楽院、マンハッタン音楽学校、フロリダ州立大学、ソウルの延世大学、フィス、札幌、草津など、国内外で定期的にマスタークラスやワークショップを行っている。
 2000年から2004年までシュトゥットガルト・フィル、2005年から2011年までウィーン交響楽団のそれぞれソロ・フルート奏者を務めた後、 2011年からウィーン・フィルとウィーン国立歌劇場管弦楽団のソロ・フルート奏者。
 2013年にヴォルフガング・シュルツの後任として、アンサンブル・ウィーン=ベルリンとウィーン・リング・アンサンブルのメンバーになる。
 バッハ、ピエール・ブーレーズ、武満徹、ヴェルナー・ピルヒナーなど幅広いレパートリーで数多くの録音がある。2012年に、サー・ネヴィル・マリナー指揮、アカデミー・オブ・セントマーティン・イン・ザ・フィールズとの共演でCHANDOSレーベルから「20世紀の合奏協奏曲集」をリリース。2014年に、カメラータ・トウキョウからモーツァルトのフルート四重奏曲、ブラームス、ヒンデミット、プロコフィエフのソナタをリリース。2015年にはバッハのソロ作品、そして2016年にはブルーノ・カニーノとの共演でシューベルトの作品をリリースしている。
 故郷チロル州のランデックでは、現地の音楽週間HORIZONTEの音楽監督を務めている。
 ムラマツ・ジャパンの24金のフルートと、エマニュエル・ボストンのシルバーのフルートを使用。

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