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ヘルムート・ヴィンシャーマン(指揮)
Helmut Winschermann, conductor

Biography

 1920年3月22日、ルール地方ミュールハイムに生まれる。エッセンとパリで学び、コンセルトヘボウ管弦楽団などのソロ・オーボエ奏者を務めた後、1960年ドイツ・バッハゾリスデンを創立。以来、芸術監督として50年、この室内オーケストラを特にバッハ演奏において世界的権威を誇る演奏団体に育てあげた。また、優れた教育者としても知られ、1956年デトモルト国立音楽大学の教授として優秀な後継者を輩出した。
 指揮者としては、世界各地のオーケストラに客演しており、日本に於いては、大阪フィルにしばしば招かれているほか、都響、東京シティフィル、仙台フィル、水戸室内管などを指揮している。2010年9月には、東京に於いてヴィンシャーマンの90歳を祝して有志の音楽家と「マタイ受難曲」を演奏、絶賛された。2012年、東京、大阪での「ヨハネ受難曲」の演奏では、深い感動を聴衆に与えた。
 著書として「J.S.バッハに至る私の歩んできた道」をドイツで出版している。
 CD・レコードは複数のレーベルから100枚以上がリリースされている。なお、バッハゾリスデン結成以前にバロック・オーボエも演奏した彼は、ドイツで最初のバロック・オーボエによるレコード録音を行っている。
 長年の文化的功績が称えられ、ドイツ政府より最高の一等功労十字勲章、エディソン賞(2回)、グスタフ・マーラー賞、ドイツ・ヘンデル賞などを受賞している。1992年には、ロンドン王立音楽アカデミー委員会で満場一致で「名誉会員」の称号を授与された。2013年には、テレマンの生地マグデブルク市より「ゲオルグ・フィリップ・テレマン賞」を贈られた。

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